1歩踏み出せない臆病な少女の柔い感情ときっとソレを知った上で敢えて踏み出さない先生のやり取りが切ないですね。 チャンスはいくらでもあった。でも互いに伝えることはなかった。繊細な乙女心が細やかな言葉で表現された素敵なお話でした。 あの先生の後出しのズルい感じも理不尽な大人っぽくてたまんないです。
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川里さん  ていねいなコメントをいただけて、とてもうれしいです。 女の子の心理描写は、精一杯の想像力で書きましたが、救いがたいことに実話なのです……。恋愛って年齢が上だったり、経験が豊富だったりするほうが圧倒的に有利(もっと良い言い方が見つかりませんでした)で、それを思うと先生と生徒っていう関係性自体が、恋愛の面では最初から絶望的なものなのかもしれませんね。せつないですが。 川里さんの『告白』、好きなお話でした! ゆっくりですが、少しずつ川里さんの他の作品も読んでゆこうと思います。コメント・スキ、ありがとうございました。

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