雫木 洋

雄一の語りで紡がれる文体は端的且つ迫力があります。 長年の引きこもり、塩ビ管を通して描かれる踏切の光景……となると背徳的且つ内省的に偏りそうなものですが、情景が目に浮かぶような生き生きとした感覚さえ覚えます。擬音の使い方も効果的で、作品に躍動感を与える要素の一つに思います。 雄一が意を決して炒飯をもりもり食べるシーンが好きです。「配給」という表現にはドキリとさせられました。 雄一の心の動きに読み手は自然と同調し、絶望も怒りも安堵も体感できる力強い文体。 作品説明がまた色々と空想させます。 まとまりのない長文、失礼しました。不適切なら削除して下さい。
・2件
静木様、本文より格段に素晴らしいレビューをいただきまして、本当に、とても、ありがとうございました。とてもとても嬉しいです。 静木様の作品の濃密な文体は素晴らしいと思ってまして、私の目標になっております。今後も拝読させていただき、勉強させてください。 これからもよろしくおねがいします。 ありがとうございました。
2件
宇南さま。丁寧な返信、ありがとうございます! エブリスタを始めて数年、レビューなんざ絶対書けねぇと思ってましたが、書いちゃいました(笑)。 スターを投げるのもそうですが、レビューを書きたいと思える素敵な作品だったから、の一言に尽きます。 上手くなりたいと思いつつも好き勝手にしか書けない私の文章を褒めていただき恐縮です。 ぐだぐだと失礼しました。また訪問させて下さい♪
1件

/1ページ

1件