くろこ

あまり自分には縁の無かった書の世界、美術館で絵画展に足を運んでも併設して開催されている書道展はそのままスルーしてしまうくらい興味を持ちませんでした。 この作品を読み始め冒頭の書道展でヒロインを釘付けにした『潤』、書き手の心が書で表現された様がまざまざと感じられて引き込まれてしまいました。(*≧▽≦) 書家藤田が説く書の心、古代中国の歴史上の人物の書から読み取る背景も絡んで面白い。 抑圧されたヒロインの女としての性、魂で求め合う書道家との恋、人生の進路変更を余儀なくされ家督問題で夫婦間に広がる溝と姑との確執。 静かな表現の中に熱い情欲がほとばしって夢中でページを追いかけるほど先の展開が気になります。 登場する人物もそれぞれ興味深い、今作品としては中盤辺りでしょうか? 更新楽しみな作品と出会えて良かった!応援してます、頑張ってくださいねρ(′▽`o)ノ゙~♪
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くろこさま。素晴らしいレビューに、ファン登録までしていただきありがとうございます。 とにかく嬉しかったです。書道の奥ゆかしさを文章でどこまで表現できるのか、うまく伝えられているのか確信がない中で、実際に言葉にして反応してもらえるのは本当に飛び上がるほど嬉しく、救いになります。 仰るとおりお話は中盤にさしかかり、これからさらに人間同士の感情のぶつかり合いを表現していけたらいいと思います。のろのろ更新ですが、気長にお付き合いいただけたら幸いです。ありがとうございました!
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