なぎの みや

自分の弱さを正当化したくなる時って、反省しても反省しても、ふと現れてくるもので。 しかもそれって、自分が追い込まれている時に限ってそういう状況に陥るんですよね。 主人公の葉山 蓮さんは、『上司』という自分のポジションに若干の居心地の悪さを覚えながらも、部下であり後輩の芳川くんのフォローに努めます。 この時、きっと蓮さんの心は自分が思っている以上に弱り切っていたんだろうなと思いました。 過去を振り返り、今の自分を見つめ、1人闇夜に腰掛ける少女を目にした蓮さん。もう終電の時刻なんです。本当ならさっさと家に帰って寝たいんです。声をかける義務も義理も無ければ、スルーする理由を探す事だって不要な筈なんです。 砂糖先生に会いたい 頭では考えて無かったのだろうけど、もしかしたら蓮さんの心の奥底にはそんな思いが湧き出ていたんじゃないのかな、とも思いました。厳しくも優しく、自分に教職免許を取る事を決心づけた、恩師であり一時の上司でもある砂糖先生。 きっと蓮さんはこの後砂糖先生と合流して少女を然るべき場所に送り届け、長話をすることは無く別れたでしょう。きっと体は疲れきってる。でも、心は……。 『空を見上げる』というテーマとその心情を見事に表現した、秀逸な作品だと私は声を大にして言いたいです。 最後に一言。 蓮ちゃん、頑張れ!!
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こっちの作品にもレビューを書いてくれてたんだね…! あ、ありがとう~!((o(。>ω<。)o))嬉しくてマジ震える…::(;_;):: うん。なぎみゃんの言うとおりだね。蓮は砂糖先生に会いたかったのだよ。 分かってたはずの社会の厳しさに揉まれ…自分も段々とそれに染まっていくことに嫌気がさしてたのだと…思う(>_<) でも少女を安心できる場所へ送り届けた蓮の心は救われたよ☆彡 …うん。やっぱりなぎみゃんの言うとおりです(*´ω`*) 分かってくれてありがとう(´pωq`) 妄想コンに投稿してて賞にかすりもしなくて、私が書く文章って光るものがないんだろうなぁと内心落ち込

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