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がきあみ ―たとえ、どんなあなたでも、わたしはあなたに恋をする―
二瀬幸三郎
2019/1/19 13:51
二瀬幸三郎です。 拝読させていただきました♪ 〈ダリ〉と呼ばれる霊にまとわりつかれる〈ズル姫〉こと、香蘭―― 香蘭を守るため、閻魔大王から〈餓鬼阿弥〉の姿にされた眼鏡の少年、宝―― そこに香蘭の従兄弟である早矢を加え、〈小栗判官〉を巡る不思議な物語が旅が始まる―― 巡礼の道〈熊野古道〉は、願望の道であり、そして、再生への道―― 氏の代表作である〈ナイショの妖精さん〉とはまた違った、それでいて同様に児童文学として成立している物語です♪ こちらは若干高めの年齢層向けに見受けられます。 熊野古道に纏わる伝承を氏の中に落とし込み、新たな物語として昇華させてしまったことは、称賛するしかないでしょう♪ ジャンルこそはホラーですが、単純にそれだけでは終わらない人間ドラマも見事です♪ 読み始めは、本当に[嫌な奴]だった早矢が後半、徐々に香蘭の味方になっていく展開は感動であります♪ しかし、この物語はやはり香蘭と宝の恋物語…… 二人の[熊野詣で]は、正に始まったばかり―― 良い物語を読ませていただきました♪
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くまの広珠
2019/1/19 23:46
二瀬さんこんばんは。 がきあみにご丁寧なレビューをいただきありがとうございます(ノД`)・゜・。 この話は正直自信のない話でしたので、こんなふうに良く捉えていただけて、とてもありがたいです。 早矢は書いていて楽しかったです。好きな子をいじめてしまうようなガキンチョを書きたかったんです。
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