読んでよかった、とだけで終わってもいいんですが、書き手たるもの、具体的に語ります! 高校生の頃弓道部に所属していましたが、はっきりいって不真面目な部員で、主将をはじめ、部員の仲間に時に怒られ、温情をかけられながら引退まで在籍させていただきました。 その仲間のひとりが大学生になっても続けていて、高校時代とはまた違った楽しみを見つけているようだったなということを思い出しました。 晃さんの作品の魅力はたくさんあって語りつくせないし、私よりもこの方の作品の魅力を知り尽くしている方はたくさんいると思いますので、今日はそのうちのひとつを。 晃さんの作品で欠かすことのできないうたい文句が私の中にはあります。 それは晃さんの描く女性は、女性にとっても非常に魅力的な人物であるという点です。 男性の書き手さん、色んな女性を描かれますが、この人ほど内面的な魅力を備えた女性を描く方ってそういないと断言できます。 今作も、そのすごさがいかんなく発揮されていました。 晃さんのお話に出てくる女性、本当に大好きです。 内容については深く語らないでおきます。 ネタバレになりかねないと思いますので。 個人的には「晃さん、いい意味で裏切ったな」とひとり悦に入りました。いや、そうなのかなと思いつつ、やはりそうかと。心地よい裏切り。 やっぱりこの人すげえな。 最後にもう一度。 読んでよかったです。
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光さん こんにちは。有月です。 ご返信すっかり遅くなってしまい、ごめんなさい。 まずは、弓道経験者の光さんからご評価頂けたことに安堵しています。 そして、ヒロインについて。うん、ヒロイン。お察しの通り、今回は単純な男女一対一の関係ではないのですが、それでもヒロインを認めて頂けたということで、もう一つ安堵。内面的な魅力というか、強いですよね、この人。しなやか。 「女性的な」という表現は不適切かも知れませんが、昭和の恋愛ドラマでたまに描かれるような、男との関係に悩んでメソメソ……という女性像は私の中にありません。実際、そんな人、知らないし。この人物はもちろんキーパーソンなので、長編化した際

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