ぱーる

最初の1ページ、ある人物の告解めいた言葉から始まります。 この時点でがっつり胸倉を掴まれ捕えられた感覚がありました。 連続する事件と深まる謎に、ある人物の告解が後押しするように徐々に恐怖を煽っていき、予想が着き始めて背筋が寒くなるのを感じます。 難事件に挑むのは屈強な肉体と強い意志を持った魅力的な2人ですが、他の男達もとても個性的で1人1人に魅かれるものがあります。 想像を絶する事件、解決に奔走する2人に芽生えた愛は、凄惨な惨劇描写の中にアオシスの如き優しさを与え、思いやりと切なさで心が潤うような気がしました。 まさにサスペンス(はらはらする・不安)という言葉が当てはまる読み応えのある作品です。 シリアルキラー・サイコパス・刑事などの単語に興味のある方にはお薦めです!
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貴重なレビュー、ありがとうございました!素敵レビュー、 いやー、ありがたや、ありがたや・・・。

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