青木ぬかり

 とても地に足が着いた筆致、それでいて詩的な風情を併せ持つ本作は、伝えるべきメッセージをダイレクトに伝えてきます。  本シリーズは人の世に「魔物」が存在するという世界で、その魔物を狩るハンターを描いた物語です。  しかしながら、そんなIFの世界にあって著者様が伝えるメッセージはとても現実的です。  現実世界において幼な子が成長する原動力は、その多くが「好奇心」あるいは「親に対する承認欲求」でしょう。  それが原動力として機能しなくなったとき、果たして人はなにを求め生きるのか……。  そんな、誰しもが通る大人への通過点、「成長」に伴う葛藤と、ひとつの答えが本作にはあります。  側面では「不器用な愛のかたち」も描かれている贅沢な作品です。  私もジャックと共に迷い、考えました。  ありがとうございました。    青木ぬかり
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青木ぬかりさま  作品の本質に触れてくださったコメントをありがとうございます。  このシリーズでは、単なる人と魔物の戦いだけを取り上げるものではなく、主軸となる複数の登場人物に焦点を当てていくという、欲張りで無謀な構成を目標としています。  焦ることなくストーリーを重ね、広げていく。 ゴールに辿り着くために、丁寧に人を描いていきたいと思います。  多分「自己満足」に類する作品で、大衆受けを狙っている物ではありません。 けれど、真っ直ぐこの主人公たちに向き合っていきたいと思っています。  有難いコメントに、心から感謝申し上げます。   
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 おお……。  久々にレビューが書けた。  あ、気が向いたらでいいからイベの掲示板の方にもなんかひとこと残してけろ。  ( ̄Д ̄)/
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