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偽物の恋をきみにあげる
待宵
2019/2/5 14:17
めちゃくちゃ遅くて申し訳ないですが、完結おめでとうございます。頑張って書いたね。お疲れ様でした。 読者として一度、クリエイターとしてもう一度読まさせてもらいました。(寺島さんが後書きで言ってた「二回読んで」、と違う読み方をしてすみません。笑) クリエイターとしてレビューを書く、なんて経験がなく、何とも言えない気恥ずかしさを背負いながら画面に向かっています。ここからは、この作品を応募するに当たって、米粒程度でも、もっといい小説になればと思いながら書きます。 自分の作品のことを棚に上げっぱなしで偉そうなことを言いますが、心を込めて書きますのでご容赦ください。 寺島さん自身が言っていた「描写があっさり」って、3分の1くらい読んだときには「そんなことない」と伝えましたが、通しで読んでみて納得しました。 寺島さん、この1ヶ月の執筆の間に、文章力がついてレベルが上がっていますね。後半になるにつれ描写が上手くなっているため、通しで読んだときに、前半(主に序盤)がずいぶん淡々としているという印象を受けました。 特に背景描写ですが、自己申告通り苦手ですね。笑 『外に出た瞬間、真冬のひんやりとした空気が頬を刺す。身を縮めながら空を見上げたら、満月から少しだけ欠けた月が、澄んだ闇夜で煌々と輝いていた。』 これは後半ですが、読者の頭に、寺島さんが描いているのと同じ風景が自然と浮かびます。 でも前半にはこういう背景描写があまりないので、瑠奈がどういう部屋で(色、間取り、匂い、狭さ、肌触りや温度など)パソコンと向き合ってるのか、どういう職場(会社の規模、明るさ、賑やかさ、新しさ又は古さ、殺伐としているのか親しみのある場所なのかなど)で仕事をしているのか、そういうものが浮かび上がりにくかったです。 (※あくまで後半と比べて、です。) それからキャラですが、瑠奈の仕事内容がもっと具体的に書かれていると、瑠奈という人物に深さが出ていいんじゃないかと思います。 ※書ききれないので、続けてこのレビューにコメント入れます。
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待宵
2019/2/5 14:18
瑠奈に関してはもうひとつ。高知で大雅が欲しかった言葉をくれて、「25年間生きてきてこんなに幸せだと思ったことはない」「本物の恋人になった」と思っている彼女が、高知から帰ってきてすぐ、まだ大雅と同一人物か測りかねているコタローに対し、「コタローくんのことが本当に大好き。私には二人が必要」と思っていることに違和感を覚えました。 これは「可愛い女の子は誰であれ一途に一人の男のことを想っていてほしい」という俺の願望が多分に含まれた感想であることを申し添えておきます。笑 あと、背景描写は苦手そうですが、心理描写、それから構成はめちゃくちゃ上手いです。瑠奈の葛藤や大雅の想いが読者にしっかりと伝わり、引
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さくら花菜@短編コンテスト開催中
2019/2/5 16:07
もう泣きそうです。 こんなに丁寧にレビュー(というかご指導)していただいて、めちゃくちゃ感激してます。 泣きそうってか泣くよ笑 はい、背景描写、本当に苦手です。 まず、ものすごい言い訳をすると(笑)、今回は、途中までが大河が書いた作中作なので、わざと少しあっさり書きました。 でも、言われてみれば、瑠奈の部屋の描写、書き手である大河は部屋をよく知っているはずなのに、確かに何も書いてない。 職場についてもそうですね、何の会社なの?って笑 大河が書いた作中作だから、ということにこだわり過ぎて、苦手な私でも本来ならしそうな描写を、特に前半はサボっちゃってますね。 その上、ご指摘の通り、まだ作中作の段
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