東堂花穂

 T 翼だよ。    イベント参加ありがとう。    イベント概要をしっかり読んでくれた上での参加と信じて私のスタンスでレビューさせてもらうよ。    この作品、流石どんでん返しとタグづけるくらいだから「なるほど」と思わされるオチだった。    紙の衰退をテーマにするのも現代社会を如実に表してて見事だと思う。    若干社会への風刺が強いけど多分遠からず訪れる未来なんだろうね。    それを紙視点から写せばとても悲しい思いが伝わる。    こういう作品って東堂にはかけないから素直に尊敬。    一つ、強いて言うならどんでん返しが美しい分、後半の人物の台詞がやけに説明口調なのは気になった。    もちろん一番言いたいことはそれだったんだろうなとは思うけど、    前半読みやすいぶん後半の文章が若干つまり過ぎてる印象。    私が馬鹿だからかもしれないけど、前半と後半の雰囲気の差に一瞬ついて行けない。    せめて行間か一時空けでも入れてくれると読者に親切かもしれない。    もちろんこう言う作品を書いてる人からすればそんなのなくても理解できる内容なんだろうけど。    読者に高い読解力を求めるのもどうかと思うし。    ぶっちゃけほら、他の人のレビュー読んでも前半のどんでん返しに驚いた! って言ってるだけで、    肝心の伝えたい内容がちゃんと伝わってないような気がしない?    読み手としては、もう少し読みやすくしてほしいってのが本音かな。    もちろんそう言うこだわりを持って書いてるなら強制はしない。    伝わる人にだけ伝わればいいなら、    少なくとも東堂には、ほんの少しでも伝わりはしたから。    ま、東堂の解釈が貴方の求めるものかはわからないけどさ。    そんなとこかな。    深く考えさせられる作品との出会いをありがとう。    閑鳥翼だったよ。    次は地獄でお遭いしましょう。

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