紅屋楓

完読いたしました。 総ページ数を見た当初は超大作!と驚いたものですが、それを遥かに上回る面白さでページを捲る手を止めるのが難しかったです。 第一部の瞬矢・茜と刹那の対決はもちろん、個人的には二部~三部が一層引き込まれました。 丸く収まり、可愛らしい二人に対し、何か新たな事柄に踏み込もうとする刹那……異国の地で彼を取り巻く新たな人物たち。 温かみを増す刹那を微笑ましく思っていました。 何より刹那とリンの関係がとても魅力的です。 二人の場面は思わず、きゃー(*´>д<)!とスマートフォンを握る手に力が入り……(笑) 特にp735の病室での台詞…… 「すっかり騙されたよ。あの時、死んだとばかり……」 「あら、ごめんなさい」 「後でゆっくり殺してあげる」 このやりとりも二人だからこそだなぁと思っておりました。お洒落で、色っぽいです。 またハロルドがどのような人物なのかも、あれやこれやと考えを巡らせながらり読み進めておりました。 登場人物それぞれの背景にも深みがあり、応援したくなったり複雑な感情になったり、とにかく感情移入してばかりでした。 物語の展開・表現も壮大で、ぜひ映画館などの大画面で観てみたいです。 親から子へと続く物語、02がどのように展開するか、とても楽しみにしております。
2件・1件
レビューありがとうございます!<(_ _*)> また、このような超長編にも関わらず完読してくださり大変嬉しい限りです(*^^*) 瞬矢と茜ちゃんは書いていて何故かラブコメっぽくなるんですよね(。-∀-) 刹那とリンは真逆なのに(笑) あの台詞は、場面を想像した時にふっと降りてきたんです(*´ω`*) それでもう、これしかない!と(笑) ハロルドについても、当初はただの憎まれ役で終わらせる予定だったんですが、いや待てよ、と考えた結果、最終的にあのような立ち位置に落ち着いた感じです。 個人的にも映像作品を意識して書いたので、そう言って頂けて嬉しいです(^^)
1件

/1ページ

1件