知.

まずは完結おめでとうございます! 以前楽しませていただいたお話の改訂判ということで、登場人物の人となりや、物語の大まかな展開は分かっている状態で更新を追いかけました。 何度か途中で作者さまにもお伝えしましたが、丁寧に磨かれた文章が、このお話の熱い血の流れを、より深く私の内側へと導いてくれたように思います。一口に『愛憎』と書いてしまうことは簡単ですが、ひとを愛して、良くも悪くも変わらざるを得ない人間の歩みを、多面的に見せていただけたのがヒリヒリしてすごく面白かったです。 それから。毎度の事ながら、男女の感覚の違いを浮かび上がらせる表現と、艶っぽい空気感が織り成す濃い人間関係も、見どころの一つだと思います。 個人的に、水無月作品の女性陣の、瑞々しい感性が大好きなので。出てくる子が皆、必死で足掻いているこの作品、目が離せなくて大好きです! 私は文章書きではないので、「こんなに良いものがあるんだ!」って出力すること自体が難産だったりしますが(笑) その私にアクションを起こさせる力をくれる物語でした。この場を借りて御礼申し上げます。いつも素敵なお話を生み出してくれてありがとう!
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