甚平

イベント指針につき30ページ時点のレビューを書かせていただきます。 洒落た雰囲気を出すために言葉や情景を選んで書かれており、特に序盤での 畳みかけるような洋画風の演出はよい意味で外連味があり、作品全体を 貫く雰囲気をよく描けていたかと思います。 個人的には一つ一つの描写よりも9Pの台詞、 「写真は?」 「今はない。僕で済ませろよ、どうせ同じ顔なんだから」 ここが複数の表現を含んでいて、それでていて洒落た感じがあり好きでした。 30ページ時点では目標などがぼんやりとしている嫌いもありましたが、 そういった疑問もすべて流すような良い雰囲気を持つ作品でした。 イベントご参加誠にありがとうございました。それでは、失礼いたします。
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