本当にあった話? そう言いたくなってしまう、誰も信じてしまう自分だけの非日常体験。そういった現代ファンタジーは大好きなので楽しく読めました。 この作品の一番の見どころは、感情と言葉の駆け引き。全てを語りません。ですが、その表現と描写で十分過ぎるほどのイメージが浮かび上がってきます。小説を何倍も楽しむ手法が上手く使われてると感じました。 そして、物語の大筋である恋愛模様はドキドキさせられます。切なく、儚い未来を予想しつつも、どうにかなって欲しいと思ってしまうやりとりは目が離せなくなりました。それでいて、ラストは予想通りになってしまうものの、悲しい未来ではなく前向きな未来を想像させてくれます。大和は消えた訳じゃ無い、ずっと一緒に居るよ……そう言ってあげたくなっちゃいますね。まあ、色葉も気づいているでしょう。辻が願った内容も、上手く纏まって最後に繋がっています。 読後には爽やかな風を感じられる作品。長編にして、切ないけど前向きになれるイベントに募集すれば、良いところまでいけるのでは? そう感じました!
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大滝さん! いつも愛のこもったレビューありがとうございます(;_;) 私の課題は説明し過ぎるところなので、感情と言葉のかけひきが見どころ、と言ってくださって、とても嬉しいです。 説明したがりなんですよ。 しかも冒頭に全部説明しようとするクセがあるんです。 説明しないで、後に引っ張るといいよと教えてくださった方がいて、修行中なんです。 長編にして、イベントに……? ありがとうございますm(_ _)m じつは大滝さんが『もふもふ』ってペコメに入れてくださったので、もふもふイベントに出そうかな~?と、思ったり思わなかったり。 今、書いているのが書き終わってからになるので、どうなるかわらない

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