達也

皆様、こんにちわ。達也でございます。いつも閲覧やスターをありがとうございます。  おかげさまで『忠勝伝~本多忠勝物語(2巻)』完結しました。自己評価としましては、歴史より人間をよく描けたと、それなりの満足はしております。僕が尊敬してやまない北方謙三氏が何かのトークイベントでこう仰っていました。 「小説を書くとき1人の人間に人格をつけて造り上げると、それがたとえ小説の中であっても、登場人物たちは起こる事象に対して判断し、勝手に動き始める。登場人物たちの行動決定権、ましてや生殺与奪権など小説家は持っていないのだ」 『忠勝伝~本多忠勝物語(2巻)』を執筆していて、この言葉は実感しました。 本当に、本多忠勝も山県昌景も真柄直隆も羽柴秀吉も松永久秀も井伊虎松もみんな生きてましたね。皆、僕に圧倒的生命力を見せつけてくるんです。彼ら以上に生命力を放つのが作者のつとめであると考えております。 まだまだ、僕と奴等の勝負は続いていきます。よろしければ、もう暫くお付き合いくださいませ。
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