清水 誉

言葉のチョイスが絶妙。 この言い回し、良いなぁと思う箇所が度々あり、只々感嘆のため息が出ます。 微妙なバランスの3人は、私が想像するものよりも更に複雑なものでした。 今の世の中、昔に比べて遥かに暮らしやすくなっているにも関わらず、弱者が虐げられる現状は以前よりもニュースに上がる毎日です。 この中の一人も、そんな苦しさを抱えて生きる弱者でしたが、救いの手がありました。 しかしそれを認められない。 偽善と罪の天秤は均く。 でも、もし私が目撃者だとしても、きっと迷いなく共犯になっていたと思います。 作者様が色々な溶けるを入れてみた、と書いてあったので、それを見つけるのも楽しかったです。 語彙力無くて馬鹿みたいになっちゃいますが、すんげー良かった。面白かったです!
2件・1件
清水さん~、読んでくださって、ありがとうございます。 最近は本当に、びたっと書けなくなってしまって、四苦八苦の果ての、久々の短編だったんです。 爽やか青春ものを目指したのに、なぜかこんな感じの物語に……。 そうなんですよね。最近は本当に、腸の煮えかえるような事件が多くて。いつも最悪な結末を教えられるだけで、一体どうしろってんだ、って。 罪ってなんだ、法律って何だ、守られなきゃならないのは誰だ……とか、悶々としちゃいます。 あ……、話がそれてしまいましたが。 何が善で、何が悪か。罪とか法律とか、そんなものじゃ割り切れないものを、物語の中で描けたらいいな、なんて思ったんです。(←爽やか青春ものを
1件

/1ページ

1件