甚平

イベント指針につき30P(2019/2/26現在)まで拝見いたしました。 独特な設定で和風の雰囲気もある世界観がよく、閥黒師の衣装や 斡旋所の作りも絵として面白くこの先の興味がわく内容でした。 夢という案外使用されやすい題材ですが、色々と趣向を凝らしており アラシャのキャラなども魅力的で楽しい作品でした。 先々のため辛口をご希望でしたので気になった点を追記いたします。 あくまで個人的な視点であり、ご参考程度にお願いいたします。 ●文章の問題 ・意味の重なりや不要な表現の多用 1P 少年と言っても、年齢は~   この一文がなくても意味が通る。 1P 次の声は本当に知らない男性の声。   本当にがなくても意味が通る。 3P その人物は、片方の袖が肩までなく、   片方のがなくても意味が通る。 4P 愛情を注ぎ、時に叱責、説教は~   同じように愛情を注いでいたで意味が通る。 4P 姉妹揃って勝気なためか、姉妹で殴り合いの喧嘩となり、   姉妹を一つ省き、『~ためか殴り合いの喧嘩となり』で意味が通る。 これが問題となるのは、余計な単語や文が挟まることで文章が冗長に なり、話が進まないわりに文量が多く読者が疲れやすくなるからです。 12Pの『大きな鞄を提げて行動している。』の後に、 『他の閥黒師には、鞄一つ、風呂敷一つ所持しない者もいる。』 の辺りも可能性を広げたのは分かるのですが、せっかく読んだ閥黒師の設定が すぐに裏返って、その設定いらないのでは、という印象も受けました。 上に挙げたのは一例であり、全体通して多く感じました。 ・設定を説明している。 11P【浸食夢】《しんしょくむ》~ 21P【黒祓い】《くらばらい》~ など、設定をそのまま説明している箇所について、漫画的で必ずしも 悪いというわけではありませんが、前述の問題などとあわさって、 物語が一向に進まず間延びした印象を受けました。 会話や描写で大きな意味を察してもらい、細かい点を主人公の独白などで フォローする、といった表現があってもよいかと感じました。 (続きます)
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(続き) ●設定の問題 30P段階では疑問が多々ありました。 5~6Pの病や法師の説明に具体的な時代や対処していた人々、国や郡、村の 措置などがなく、世界設定の全体図が見えないままでした。 また、5Pで宗教関係者があらゆる手段を講じたのに6P後半で唐突に仏教が 関わってきたことに違和感を覚えました。 30P以後で解消するのであれば問題ないと思います。 全体として、ちゃんと伝わるようにという丁寧さが起こした問題であり、 私はこれらの問題が起こることを悪いことだとは思っておりません。 余談ですが、いかに文字数を削るかという練習として20000字くらい書いた上で、 8000字まで削って超・妄
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すみません指摘にミスがあったので追記いたします。 3P その人物は、片方の袖が肩までなく、   片方のがなくても意味が通る。   →肩まで、がなくても意味が通るの誤りでした。 指摘しておいてお恥ずかしい限りです。 よろしくお願いいたします。
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甚平さん、ありがとうございます。 細かい指摘をみると、本当にその通りだと痛感しました。 この細かいミスを知る事は、文章を書く上でとても重要だと思います。 甚平さんのおかげで、また少し、この作品が成長すると思います。頑張りますので、これからもよろしくお願いします。!(^^)!
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