三行から参加できる超・妄想コンテスト第92回「ぬくもり」/_ofcl_evt_outline?e=157947の優秀作品です。 「ぬくもり」と云う平仮名たった4文字から高度な科学的知識を駆使して小説を書いた、 Phantom Cat/_crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNk0Qvt2ZNxPEzmlnFhyiKBg01さんの博学ぶりには舌を巻きました。 この度は受賞おめでとうございます。 パソコンのファンが壊れて熱くなる経験なら私もありましたけれども、 其処から「エントロピー増大の法則」に話が膨らむのは、理系ならありそうな話です。 例えば、女医と合コンをすると、女医達は医学の専門知識の話題ばかりに入ってしまい、 男達は彼女達が何を言っているのか分からず、ポカンとするってことが少なくない。 そう云う意味では、知性が有る者同士だからこそ出来る「知的な無邪気」であり、 あの牛丼屋での会話シーンなどは、この小説で一番好きなパートでした。 Phantom Catさんは才能が有るし、これからもっと書けば伸びると思うので述べますが、 何故「優秀作品」で終わってしまったのかを、才能の無い私なりに考察すると、 この男女が「傷の舐め合い」に見えてしまったところが、 編集部に嫌われたのではないかと推測出来ます。 「現実」の恋愛ならば、こういう関係で恋愛して、結婚しても全然良いが、 「小説」の恋愛とすると、この関係は好き嫌いが分かれてしまうのではないか。 クオリティ自体は高いし、題材を慎重に選べば最優秀作品を狙える実力は十分有るので、 これからも小説を書き続けて下さい。
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過分なお褒めの言葉をいただき恐縮です。実は僕は物理学専攻の院卒でして、その知識を生かして普段はSFぽい作品を書いてることが多いです。しかし、SFでもないのに物理ウンチクが炸裂するラブストーリーという、自分でもよく分からない作品を書いてしまったなあ、と思っていたのですが、ここまでお褒めいただけるとは思ってもみませんでした。 この話は実体験に近い部分もあるので…確かに傷の舐め合いになってしまっている部分は否めませんね…… このコンテストはテーマに応じて作品を考えるのが楽しいので、これからも応募していきたいと思っています。ありがとうございました!

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