ゆらゆら

物語が終わりに近づくにつれて序盤の懐かしさが強まって、終わったら直ぐに初めから読み返そうと思いながら読み終えました。 2人がどんな風に向き合っているのか、描写する文だけでなく会話も含めて、しぐさや反応を丁寧に表現されていて、それを観察している側がそれに感じている愛しさを伝える描写になっていると感じました。全編、それぞれがお互いをどんな風にどんなところに恋しているのかが丁寧に描かれていたと思います。あーそういうの、たまんないよね!という恋人同士のふれあいとときめきの提示に、ひたすら共感しました。 困難な状況のときにも、ずっと大好き同士の2人。揺るぎない恋を見守ることは、溢れるような幸せを感じる体験でした。揺るぎなさを支えていたのが2人の強さで、ヒューゴは明らかに、リョータは無自覚に、重荷を抱えたままでも前を見失わない自己肯定の心を持っていて、それが2人を繋げたのだと思いました。
3件・1件
ゆらゆらさま またもや身に余るすばらしきご感想。 ありがとうございます……( ;∀;) 公園でボケーっとしている時に考えた話で、二人がイチャこいてる同時期に同じ公園内でウカとキョウイチくんがセミ踏んづけているという世界線です。 恋愛は一瞬の血迷い事という認識ですが(だから滑稽で美しい)、彼らはヒューゴのひくくらい揺るぎない「思いこみ」によって、死ぬまで関係は続くと思います。 私なんかはちょっと「こわいな」と思うのですがw、スミくんは幸せだと思います。 ヒューゴとスミくんを見守っていただき、本当にありがとうございました!!
2件

/1ページ

1件