北条丈太郎

もと出版社勤務の人間として二次創作についての見解を以下に。 趣味でおこなう場合でも、明白な二次創作は著作者から訴えられれば違法になります。 ただし、商用目的でなければ訴えられることはまずありません。 「精神的苦痛」などの名目で訴えたところで著作者が得られる賠償金はわずかです。 しかも敗訴する可能性もあります。 そのためにかかる費用や時間、手間隙を考慮すれば著作者にとってマイナスになるからです。そういう意味で、滅多に裁判沙汰になることはありません。 たとえば我々の小説などが明らかに盗作されたとして、我々は訴えることは可能ですが、弁護士に払う報酬や、裁判のためにかける時間や手間隙を考えれば訴えないでしょう。 ただし、我々の作品を明白に盗作して莫大な利益を上げている人間がいるとすれば話は別です。訴えることで損害賠償を正当に請求し、賠償金を勝ち取ることができるからです。 エブリスタは法人が経営するサイトであって、そのような裁判沙汰に巻き込まれるような事態を嫌って二次創作を禁止しているのでしょう。実に賢明です。 以上です、ご参考まで。
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成る程、ためになるお言葉をありがとうございます。 とても勉強になりました。 時間やお金をかけてまで訴えていたら、二次創作の場合はきりがないですもので汗 だからといって見逃していただいていることをわすれず、なるべく原作者様に迷惑にならないように活動していきたいです。 現在もひっそりとHPで活動してますが、注意書もバッチリです! 本当は自作のみの活動をしたいとは思うのですが、二次には二次の楽しみがありやめられないのですよね汗
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