紅屋楓

イベントから参りました。 異界の龍が人間界へ飛ばされるという設定が目新しく斬新で興味が湧きました。 また冒頭から壮大な世界観が想像できます。 しかし少しばかり気になった箇所を挙げさせていただきます。 辛口気味になってしまうこと、御容赦ください。 プロローグの「大地を穿ち引き裂いたその十字架の溝は~」の「十字架」という表現が気になりました。 大地の状態は分かりやすいのですが、十字架は古来より磔の刑に用いられた刑具とされています。そのため、何らかの状態ではなく、物を表すものと思われます。ここは「十字の溝は~」でも充分伝わるのではないでしょうか? p.8については、こちらが読み飛ばしていれば、大変申しわけないのですが…… ヴァイスの碧眼を物珍しく見られる場面がありますが、何故なのでしょうか。 仮に私がヴァイスと出会った人間なら、碧眼より白い髪と肌の方が気になってしまいます(^^;;そのあたりも加筆すると分かりやすいかと思います。 p.9「最悪明日にはこの街を出ることも覚悟しつつ」の部分について。 ここで「覚悟」とするなら、巫女様に記憶喪失の嘘がばれ、街から放り出されることを覚悟しつつ~としたほうが自然な表現となるのではないでしょうか。 もしくは原文のまま「覚悟」を「視野に入れつつ」とするか。どうでしょうか。 また「」内の改行や空行(※p.11)が時折読みづらいと感じました。長台詞のため、配慮かもしれませんが、「」と次の地の文との空行の幅が同じため、一度台詞の終わりを読み飛ばしてしまいました(´・ω・`) 目新しい設定と物語の展開が魅力の壮大なファンタジー。 物語にのめり込ませる素敵な作品です。 物語が静かに進む雰囲気がとても好みでした。また、竜のときに失われたヴァイスの左目やシュラスたちとの関係など、どのようになるのか先が気になります。 いい作品なだけにふとしたところで読み心地が悪くなるように感じた箇所があり……ファンタジーの世界と読み手としての現実を行き来してしまい、そこが惜しいかなと感じました。 応援しておりますf^^*)!
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こんにちは、レビューありがとうございます。色々と修正点を見つけて頂きありがとうございます! 十字架という表現ですが、完全にニュアンスのみで使ってしまっていました。磔にされる状態を意味するってことも知らなかったので勉強になりました。ありがとうございます。 P8なのですが、一応P7に主人公が髪の色と肌の色でこの地域では珍しいと表現した上で、自身の容姿で唯一分からなかった目の色を知ったというシーンなんですよね。7ページの表現も薄いため誤解しやすいと思いますので、少し調整してみようと思います。 P9ページでは主人公が巫女を「胡散臭い」と思っている節があるので、最悪と言いつつもほぼ記憶喪失を見破ら
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お返事ありがとうございます。 やはり読み飛ばしでしたか、失礼いたしました(><)! 表現難しいですよね……私もよく書きたい表現に合う言葉を探すのに苦戦しています。 長台詞も悩みの種ですね。一気に捲し立てる場合などは続けたほうが雰囲気が出るかと思いますが……コメントにもありましたように台詞の合間に情景描写やキャラクターの動きを挟むの、いいと思いますf^^*) 今後もいろいろと試行錯誤しながらお互い頑張りましょう~!
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