ゲート

心に傷を負ったウサコさんの物語です。 お話は結構静かな雰囲気で進んでいきます。ウサコさん派両親が亡くなってから弟と気にかけてくれる叔父さんと気丈に生きてきました。思ったのは人に頼るのは苦手というか駄目だと思っている、基本受け身、頑固な性格だと感じました。そうして3人で生活している所に最近は八田先生という叔父さんの医院の若い先生がたまに夕食を食べたりするようになりました。私ははじめはミステリアスな人だなと感じました。30前にしては落ち着いていて穏やか、言葉が足りなくてある意味ウサコさんと似ているのかなと。まあバックボーンを知れば納得出来るかな?物語は淡々と進んでいきます。雰囲気は私は好きですが終盤まで感情表現が喜怒哀楽のうち怒と哀しかなくもう少し物語を引っ張ってくれる人が欲しかったなと思いました。でもそれだとこの物悲しい雰囲気が崩れるかな?難しいですね。 中盤から終盤にかけてウサコさんは人間として一歩踏み出しました。それは難しい決断だったと思いますが必ず未来へ繋がる一歩だと感じ心より安堵しました。
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ゲートさん、レビューどうもありがとうございます。 おっしゃる通り、物語の推進力よりも主人公の不安感や不安定さを優先させたため、あまり読みやすい話ではなかったと思いますが、最後まで読んでいただき、大変ありがたいです。 また、リストへの登録、ページコメントも重ねてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。
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