かの未琴

私は「となり」を隔てるものがないと考えた。 小池さんは「となり」をパラレルと捉え、私とあなたの関係性、世界との関係性から、自分が何者かの解を導く。 そんな発見も面白かったのですが、というか違う? 書いててまるで自信がない、あと100回くらい読んでからレビューすればいいのに(笑) ともかくミステリーのフレームは破られたのです。 私たち最大のミステリー「私って何なの、意味あんの」を巡って二人きりの舞台上で英知を辿り、ラストで明かされる解。 読めば分かる。 ページを閉じたとき、物語は私の中で勝手に進み始める。この、もっと知りたいという疼きこそ、私が私たりえる所以かな。 小池さん。違ってたらごめんなさいーっ
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