混濁したidのなかで

 私と世界と……そして神の存在をめぐる命題──それを問う、あるいは説く物語

小池正浩

13分 (7,372文字)
じつは、かの未琴さんの『esリアル』へのアンサーソングみたいなものを、というのが僭越ながら執筆動機の一つだったりします。

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あらすじ

photograph 水槽の外 撮影 河野洋平 題名 小池正浩

感想・レビュー 2

この作品を理解するには、まず固定観念を捨てなければならない。 正直に言って、私が最初にこの作品を読了した時、頭に浮かんだのは「?」だった。 それは私の読解力の無さ、教養の無さもあるが、やはり邪魔を
ネタバレあり
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私は「となり」を隔てるものがないと考えた。 小池さんは「となり」をパラレルと捉え、私とあなたの関係性、世界との関係性から、自分が何者かの解を導く。 そんな発見も面白かったのですが、というか違う? 書
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