文谷ふみ

読みはじめは、夏の爽やかで暑い空気をつれていたというのに、最後まで読むと、ぞくりとさせられました。 美音子のシュウカツと、夏夜のシュウカツ。そして、一見外からはわからない「死」の観点を、うまく問い、揺さぶるラスト。なにより、男性の心理描写がとても上手い方です。 個人的には秋時の視点がとても好きでした!

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