妄想コンテスト「隣」参加の作品! 隣からもらった不幸を隣に救われる。 課題の「隣」が物語に溶け込み、鍵になっています。 セキュリティーを抜ける仕掛けはさりげないのに、最近の技術を使い 「これなら可能なんだろう」という説得力を生み出していますし、 飛行機のフライトの描写はリアルで、緊迫感にあふれています。 不特定多数の知らない人よりも、数人の愛する人を優先してしまう心理は、 誰しもが心の中に抱えている人間臭さでしょう。 例えルールを逸脱しても、人は愛する人を守りたいのです。 この物語のラストでは、おろかなそして愛すべき人間に向ける、 みぐさんの優しい眼差しを感じました。 短編なので気軽にみぐさんの魅力が楽しめる、おススメの一遍です。
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おー!! 早速、お読み頂き、こんな素晴らしいレビューまで・・ 感謝、感激でございます。 嬉しいです。励みになります。 本当に、ありがとうございます m(_ _)m

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