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キャサリン
吾妻栄子
2019/4/11 18:38
非常な時代の非常な任務を描く興味深い作品でした。 途中で惨死するドイツ人破壊工作員エミーリア、先に送られた三人のイギリス人女性工作員の運命はキャサリン本人の近い未来。 そうと薄々分かっていながら、伯爵もキャサリンももはやそれぞれの任務から降りることができない。 そこに時代の非常さと酷薄さを感じました。 十七歳のドイツ人少女エミーリアや作中では名前の出てこない三人のイギリス人乙女たちにも恐らくはキャサリンと同じようなドラマがあったはずですね。 そうした奥行きを感じさせる描き方が良かったです。 ただ、重箱の隅をつつくようですが、「齢十六才」は重複表現ですので「齢十六」または「十六才」とすべきではないでしょうか。 また、「彼女達」といった複数形に「達」を使用するのは本来は正しくないので「彼女たち」とすべきだと思います。
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夏愁麗
2019/4/11 19:29
レビューありがとうございます(*^^*) 【キャサリン】に共感していただきまして、嬉しく思います。 後ほど、こちらのほうからも、作品を読みに行かせていただきます(^3^)/その時は、よろしくお願いします。 尚、ご指摘の【齢十六才】は、確かに重複表現となりますが、当方としましては誤用ではないと認識しております。これは、人物の年齢を強調して印象づけるための表現手法の一種であります。【齢○○才】。これは、かつての国内文学作品や海外文学の翻訳作品でも比較的多く使用されている伝統的な表現手法です。 【彼女達】も同様です。【達】は、本来は神や貴人等に用いる表現ですが、近代以降は目下の者に使ったり、また、文
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