わたあめ*

拙いながら、レビューを失礼致します。 神秘的なユーステラの花、そして幻想的な情景に読者は物語の中へ誘われていきます。素敵なイラストも必見です。 そして、「人間の弱さ・狡さ」を欲深い男として、反対に「心の美しさと真の強さ・優しさ」をトマスに投影し、物語の核心に迫っていきます。 全ての物を無くしてもなお、人が心から切望するものは?幸せとは?喜びとは?守るべきものとは? 満月のように優しい光で包み込むトマス。 そして、徐々に心を開いていくリュカ。 世代や境遇、名声なんて関係なく、ユーステラの花を通して「友」として交流を深める様は素晴らしかったです。 印象的だったのは、強欲な男が一面のユーステラの花を見て、その美しさに感嘆したシーン。自然の神秘を前にして一瞬でも美しいものを美しいと捉えた心を大切にして欲しい、そう感じました。 イノウエさんの作品には、いつも根底に揺るぎないものがあり今回もそれを十二分に感じさせられました。心に残る素敵な作品をありがとうございました!
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嬉死~~death。゚(゚´ω`゚)゚。ありがとうございます! そんな風に捉えてくださり、改めて「そういうお話だったのかー」と思いました(なぜ作者が) トマスもきっと限界だったんだろうなあと思います。辿り着いた先にリュカがいて良かったし、リュカにとってもトマスの存在によって景色が明るくなったんでしょうね。 わたあめさんの着眼点、素晴らしい。確かに彼も人間です。大切なものに気づいてそれを大切にしてほしいものです。 ちなみに私が一番好きなのは、リュカがトマスからもらった絵をじいっと見つめているところです(^^) タルタルさんの絵にインスパイアされて作った作品なので、とても感謝です。絵に引っ張られて
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イノウエさん、こんばんはー(*^^*) ケーキ、受け取っていただけましたか?(*^^*) トマスとリュカの関係は白く純粋でとても美しいですよね。互いに惹かれ合い、心の支えになっているんでしょうね。(*^^*) 私が一番好きなシーンは…ユーステラの絵を描いている時に、リュカに「そこに立って」と手を引いて促し、リュカのいる光景をみて「あーいいなぁ」と感嘆するシーンです。(*^^*) イラストからインスパイアされるのも納得!と思える素敵な作品の数々。それを小説作品に仕上げたイノウエさん。お二方とも素晴らしいです(*^^*)
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