三上優記

レビュー
話のテーマは個人的に中々面白いと思いますし、現代において重要なものであると思いました。ですが、読んでて冷めてくる、というのが正直な感想です。気になった点を少しあげさせていただきます。 主人公の正義に関する言動や理念が物語の肝だと思うのですが、個人的にはその部分が弱いように思いました。上手く言えないのですが、正義のために殺人を犯す短絡さや、むしろ正義という言葉に雁字搦めになって周りを見失っている所が、自分勝手で子供じみておりかなりチープで稚拙な論理に感じます。(主人公側に対しておかしい、と思わせるならまた別ですが) 他には大津さんと主人公の関係があまり描かれておらず、急に出てきたのもあって、一体この人と主人公はどんな関係にあったのか? 昔のおまえは、あんなにも真面目で、正義に忠実だったとはどういうことなのか? と戸惑ったので少し説明が欲しかったです。 大津さんと主人公の言い合いの部分も、議論というよりも売り言葉に買い言葉の喧嘩という感じで対立を描くにしても中身が薄いなと感じました。 色々思うことがあると思いますが、正直に書かせていただきました。気に障ったら申し訳ないです。 イベント参加ありがとうございました。
・1件
主人公側はそうですね、今の常識からみておかしいです。頭イってます。納得できてしまう人も頭おかしいと思いますよ。 議論の薄っぺらさは私の頭の悪さが原因です。ごめんなさい。過去の説明も大事ですよね。具体的に書くようにします。
1件

/1ページ

1件