高美濃四間

儚く悲しいヒューマンドラマ
お疲れ様です。 この度は、私主催のイベントへ参加して頂きありがとうございました。 遅くなり、大変申し訳ありません。 本作品を最後まで拝読しましたので、レビューさせて頂きますね。 まさしく紛うことなき「ヒューマンドラマ」でした。 心の優しいキャラクターたちに穏やかな雰囲気、繊細で美しい描写などは本作品の魅力を最大限に引き出しています。 ストーリー構成も秀逸で、ジルやエシーの人生を賭した生き様が儚く美しく描かれていました。 非常に勉強になります! ただ、少々日常的なシーンが長めで、山場へ差し掛かるまでに時間がかかるため、文章量を調整してスピード感をコントロールできると良いですね。 個人的には、ジルとクラ―レットのやりとりが微笑ましくて好きです! 以下、気になった点についてです。 日常シーンが丁寧に描かれていて良かったのですが、物語の転換点となるシーンがかなり淡々としており、読み手が盛り上がる前に終わってしまう印象を受けました。折角の見せ場ですので、劇的な展開で魅せるようにしてはどうでしょうか。 エシーとジルの元へ警察が踏み込むシーン、終盤のエシーとの再会など、見せ場のはずなのにすぐに次へいっちゃいました…… あと細かいですが、場面の移り変わりが分かり辛いこと、同じ場面の中で一人称と三人称が混在していたり、視点が入れ替わったりしているので、そこを修正した方が良いかと思います。 以上、素敵な作品をありがとうございました。
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レビューおよびイベントの開催、ありがとうございました。 こちらの返信が遅くなってしまい、申しわけありません。 主人公をはじめ、キャラクターたちに寄り添っていただくことができたなら嬉しいです。 本作の前半はジルベールとエシーの娼館での出来事が大半を占めるだろうと予想したので、日常にも力を入れておりました。 しかし、その匙加減が難しいですね……ともにご指摘いただいた「見せ場」同様、物語に緩急をつけられるよう、心がけたいと思います。 今後は時間を見つけ次第、細々と修正作業ができればと思っております。 また何らかのご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。
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