けいたん

叙情サスペンスでもある。ネタバレあり。
こんにちは(=^ェ^=)けいたんです。 完結から、繰り返し読むごとに深まる感動。 多くの読者を惹き付けてやまない、うつくしい言葉……すでに、素晴らしいファンレビューが連なっているから、別視点から読みといてみます。 未森という魅力的な青年には、秘密がある。その謎解きが、この物語の主軸となる。 縦軸となる謎は、未森を『なぜか』気にかける久遠が登場し強引なまでの展開が始まる。 この、強引な、というのは、想像の世界で許される最大の快楽。 偶然か必然か。 二人の出会いのあり方に悩む未森が読み手の心を代弁してくれるのだが、それすら、『気にしすぎだってば!もっと素直になって!』と、我々の声が彼に届かないのがもどかしい。 人間が抱える悩み、苦しみ。 果てし無い闇から抜け出ようと、足掻く様をこまやかに、艶やかに、読み手に伝えてくれる。 その証として、聖なる儀式のような結び付きが描かれる。 細胞が生まれ変わるような恋をしている未森と久遠に嫉妬すら覚える。 それほどの経験をしてしまった彼らは、もう決して離れられないだろう。 タイトルは『綺羅星』なのだ。 天空をよぎる星の軌跡は、人智を越え遥かなる航跡を辿る。 サスペンスのラストは全ての謎が明かされ、昇華され、一点の曇りもない。 鮮やかな展開に、魅了されている。 ファンの一人として、新作が待ち遠しくもあり、こうして現作品を繰り返し読むことで、また、新たな感動を覚えている。 素晴らしい小説に出会えて幸せです。 ありがとうございました(=^ェ^=)。
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けいたんさま、こんばんは(*^^*) 何と! この度は、拙作「きら星」に素敵なレビューを お寄せくださってありがとうございます! けいたんさまももちろんそうなのですが、 いつも皆さまからいただくレビューがあまりに素晴らしくて、 「この元の作品って本当に私が書いたもの?」と 思わず首を傾げたくなるくらいですw けいたんさまがご指摘くださった通り、今作はBLでありながら きわめてサスペンス色が強い作品だという自覚があります(^▽^;) 実は、その主軸である未森の過去を書いている間も、 「これ、もう絶対BLジャンルじゃないよな……」と ひとりPCの前で遠い目をしたことも記憶に新しいです(笑) もと
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こんにちは(=^ェ^=)けいたんです。 こちらこそ……拙いレビューを連ねさせていただいていいものかと悩みながらも……完結されてから、『水ぎわ』、『はつ雪』と読み進めてまいりまして、感動放出してしまいました。 未森が事件に巻き込まれた過去を持つ。 その設定が、この物語の軸でありサスペンスを堪能できました。 キャラクターに感情移入することと、読み手として世界観を俯瞰することは相反します。 圧倒的な描写や、練り上げられた丁寧な展開に、未森の苦悩すら物語の一部としてじっと見つめさせていただくことができました。 集中し没頭できる読書ができて、本当に幸せです(=^ェ^=)。 我らが愛すべきファ
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