桜衣いちか

題名こそが、主人公の成長を告げている
完読致しました。 冒頭が、一連の詩のようで。 音に出しても綺麗に響く分、愛を求めて、主人公が喘いでいる痛みすら感じました。 中盤まで、淡々と淡々と主人公の行動や心情が綴られる文面が、より一層の痛みや苦々しさを伴いながら。 主人公の心情が変化した出来事もまた、それまでの主人公が置かれていた崖っぷちの状況下と似たもので ありながらも。 ただ“終わり”と綴るのではなく、主人公が顔を上げられるきっかけの出来事になったことは、読んでいて一つの救いでした。 人生は、楽しく幸せな事ばかりではない。 けれども、顔を上げられるようになった主人公が見る世界は、今後はもっと、最終頁に綴られていた綺麗なものに囲まれ、綺麗に見えるよう祈っています。 良いお話が拝読出来ました。 ありがとうございました。
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読んでいただきありがとうございます。 お返事遅れてすみません。 作品を書いた自分自身も、主人公の少女が笑顔で過ごせるよう祈っています(笑) これからも様々な作品を出していくので読んでいただけると嬉しいです! コメントありがとうございました。
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