わたあめ*

まるで包み込まれいくようです
(感想です) 緩やかな時の流れと共に、刻まれていく記憶の数々。100の春を迎え見送ってきた重みを感じる一方で、儚く散りゆく花びらの数だけストーリーと感情が垣間見られました。 それは、映画館でみるショートショートのようでとても美しい光景。同時に、桜の木の目線がとても温かくて大きくて、読んでいて母の愛に包み込まれいくような感覚でした。 自分をクローンでマガイモノと表現していますが、共に過ごした人々にとっては唯一無二の存在に昇華されていましたね。伐採されても、きっと皆の記憶の中で100から先の花を咲かせ続けていくことでしょう。 大好きな絵本「大きな木」シルヴァスタイン著を彷彿させる世界観!素敵な作品を読めて幸せです(*^^*) ありがとうございました。
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