みぐ

新たな展開、次の舞台はニューヨーク
『叶わない恋でもいいんです』のスピンオフである本作【夢見る Zipangu street ーextra edition】は第1話の『ロシアンタイフーン』でスパイ映画を第2話の『誘惑』でミュージカル映画を彷彿させる展開を見せてくれます。 (第1話は既にレビューを書かせて頂いていますのでこのレビューは第2の感想を書かせて頂きます) 望に瓜二つのモデルのリザは猛に好意を寄せていましたが、猛はそれを疎ましく想い、望に片想いをしている嘘を付きます。それに怒ったリザが日本にやって来て、望に化けて志貴を誘惑し、望と志貴を傷つけ、二人の関係にも大きな亀裂が入ってしまいます。 望はリザに復讐する為にニューヨークに渡り、リザの本業であるモデルの仕事で、リザをやっつける為に大変な努力をします。 望はリザに勝てるのか? 志貴と元の関係に戻れるの? そしてDance show 『Creativity』は成功するのか? このDance Showのシーンは、正に劇場の一人の観客としてショーを見ている様な情景が小説の中に表現されています。次々に現れる斬新な展開、望・猛・そして志貴の華麗なダンスシーン、素晴らしい臨場感で読者の前に迫って来ます。 ストーリー展開の素晴らしさと合わせ、このダンスシーンだけでも大きな感動を心に残してくれます。 そして、最後は恋愛小説らしい甘いラストシーンが用意されています。 本作は、本編を合わせ20万時を超える大作です。また多くのファンがいらっしゃる筆者の才能を余す事なく織り込んだ代表作と言えます。読んだ方全員が必ず惹きつけられ、筆者のファンになってしまう、『叶わない恋でもいいんです』シリーズ(本編+スピンオフ)を是非、読んでみてください。 素晴らしい作品をありがとうございます。 次回作も期待しております。🐧
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みぐさん。ものすごい文字数のレビューをありがとうございました。何て感謝していいか分かりません。 2作目って難しいですね。映画でも2作目って1作目を超えることはあまりないと言われます。1作目で主人公たちの性格や生活環境を読者に披露しているので、その点は甘えて余分なことを書かなくて済むのですが、その枠内で行動しようとすると、前作よりもこじんまりとした、面白みにかける作品になってしまう。 でも、全く違うことをさせれば、それは他の作品になりかねないので、その匙加減が難しいところです。 幸いにも、イベントプランナーという点、各国からお客様をお迎えしている点から、ダンスイベントにこぎつけることができま
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いえいえ、ダンスのシーンは本当に痺れましたし、 全体のストーリー構成も、まだまだ🐧は学ぶことがあるなと 思いました。 こちらこそ、素晴らしい作品を読ませて頂いて本当にありがとうございます。 みぐ🐧
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