青鷺たくや

妖の声が聞こえてくる
 元遊女・朱音の浮遊感、脱藩侍・景茂の剣才が見事に描写され物語は進んでいきます。文体も小気味よく映像が切り取られたように読者には浮かんできます。『風の妖は今弱・ってやがんのさ。鳳凰蝶が死んだお陰でな』このような時代の妖艶な化け物・表現がとても時代物として参考になります。この先の出会いが気になるところです。勉強になりました。ありがとうございます。
1件・1件
青鷺たくやさん 味志ユウジロウです。 倭流幻想奇譚 屍小町、まかりとおす にレビューをいただき、ありがとうございます。 花魁のゾンビ、妖刀使いの侍、異能の巫女、怪しい抜け忍という『男子の夢と浪漫という名の妄想』を、幕末に詰め込みます。笑 僕は史学科卒なので、時代考証もして、史実と虚実を融合しながら進めています。 似た世界で本当にあったかも知れない和風ファンタジー。 多分、タイトル通りに、まかり通るのではなく、まかり通していく展開のバトルファンタジーです。 これからもっと妖が聞こえてくる展開になります。 初の時代物、初のファンタジーに挑んでみて、生まれた作品です。 主要人物もまだ揃ってい
1件

/1ページ

1件