芳野沙衣

ほっこりと賑わいの中に口開く妖しさ
初っ端からあやかし、あやかし、あやかし! あやかし物が好きな方は一気にハマると思います。どんちゃん賑やかで、人間と共存するあやかし達を愛しく思いつつも、どこか底知れない、人ならざる者の妖しさを秘めているところがゾクリとして、引き込まれます。 鎌倉に根差す食材や風景始め、衣食住、様々な描写が散りばめられていて、旅先で描かれた水彩画のスケッチ集を見ているような気分になりました。 アラサー女性の主人公には、歳相応の悩みがあって共感を覚えると共に、彼女がどんどんあやかし達のコミュニティに溶け込んでいく様は我がことのように嬉しく感じます。今後とも、続きを期待しております!

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