【コメント】終着点は一体どこに……？

シエル・アズール

終着点は一体どこに……？

主人公であるシエルと、運命の番であるヴェントが結ばれて、めでたしめでたし、では終わらず、そこに至るまでに関わった人々の人生も描かれる、壮大なストーリー。ヴェントと番うまでは、ひたすらシエルが不憫で仕方ありませんでしたが、最近は罪悪感からくる優柔不断を発揮して、若干尻軽風味なのが、残念でなりません……。最早、ヴェントのが不憫としか言いようがない様相になってきました。仮に、ヴェントではなく、アイザックと先に出逢って番っていたとしたって、貴方の場合、ネガティブを発揮して、自分はどうせウリエルの身代わりなんだとかウジウジ悩んでるに決まってるんだから、懐の深さを発揮して、甘やかしてくれる運命の番であるヴェントと、子供達を大事にしなさい！と、説教したくなってきました。とは言え、主人公達の行く末も気になるし、ヴェルトや、旅立ったままどうなったのか話の出てこない、レイ達のその後も気になるしで、先が楽しみな作品である事に変わりはありません。ハッピーエンドだとの紹介文を信じて、どんな結末を迎えるのか、ひたすら追い掛けていきたいと思います。

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