ポラード

秋の気配が奏でる業深き快楽の果て
私は今まで満足をすることがなかった。 けど、今回の相手は違う。感情の存在しない愛撫が、私を快楽の底なし沼のなかへと沈めて行く。 本能だけが分かち合える世界を、私はただ、悪戯に楽しむのだ。 恍惚感に浸りながら……。 そこに愉悦がある限り……。 冬の気配を感じさせる風が吹き続ける夜に……。 こんな感じです。 主人公が快楽の果てに何を見るのか、緻密な描写と快楽に果てるまでの主人公の心理描写から離れることが出来なくなる。 まずは、読んでみる事です。このような形の愛も存在することを、心で感じましょう。
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あれは、某有名なメルヘン作家の記念館に訪れた時のこと。 超有名な作品に埋もれてしまった、 その作者の原点であろう作品集の中に、 全知全能の仙人の話があった。 旅人はその仙人に出くわし、 何でもできる。何でも知っている仙人を褒め称える。 だが、旅人が仙人にその力で何をしているのかを聞くと、 何をするでもなく、 その辺の草木と同じ様に、地球の精気を吸い、 無心に生きていくだけだ。 と応えたという。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー その話を読んだ時、 「じゃあ、エロい汁吸ったらとんでもなくエッチな植物になっちゃうんだろうなー」 と、思い立って書いてしまった本作… とてつもなく、感想が書
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