藤島 紫

傘の下の、思い出の香り
この作者さんのお話は、どのお話も胸が温かくなり、とても好きです。 さて、今回は、この感想をご覧になってから読まれる方には香りに注目していただきたいなと思っています。 以下、ネタバレを含みますので、ご注意ください。 (ネタバレしてます~というぼたんが見当たらなくてごめんなさい) 雨の日は、においに敏感になるそうです。 雨の日の傘の下、主人公は本のにおいと、それから恋のにおいを感じていたのではないでしょうか。 そして後半。 変わったことと、変わらなかったこと。 変わったからこそ、鮮やかに感じる過去。 この季節にぴったりの、素敵なお話を読むことができて、とても幸せな気持ちになりました。 読むことができてうれしかったです。 この幸せな気持ちが、広く伝わりますように。
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藤島さん、ありがとうございます! 深いところまでお読みいただきまして、こちらとしてもうれしく思います。
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