佐野 木綿季

漫画好きは必見!!超スピード系異形ファンタジー!!
世界観がしっかりしていて、キャラクターも個性的。ライトノベルらしいSFでした。  それでは、僭越ながらまず感想から。  前述の通り、キャラクターが個性豊かで豊富に出てきます。台詞からキャラの個性がよく読み取れて、台詞回しは素晴らしいと思いました。 バトルのシーンではクールなキャラが熱くなったりする、そういう心情の変化も表れてきました。 私は女性では薫ちゃん、男性では雅人さんがすごく気に入りました。第二話の半人半鬼での雅人さんの漢っぷりは思わず惚れます。必見です。  世界観もよく作り込まれていて、説明も簡潔で入り込みやすいと思いました。 名前が多いので一つ一つ整理しながらですが、めちゃくちゃな読みにくさではなかったと感じます。 色々な勢力が出てきて、これから混戦になる予感。展開が楽しみです。  次に気になる点を。 スピード感を持って場面が展開していくのは、読みやすい人にとっては良いかと思いますが、ページを追うごとに視点が変わり、それが完結しないままに合流点へ向かうと、読むごとに覚えておかなくてはならない動きが多くなり、読者としては混乱すると思います。触れ合う点を少なくするか、一息に書いてしまうところを作ると読みやすくなるかもしれません。 またキャラクターの外見の描写はよくされてきますが、情景や心情、風景の描写は少ない気がしました。もう少し増やせる事ができれば、読者の頭の中でシーンが浮かびやすくなると思います。 特にキャラクターの心情や表情の動きなんかが少ないと、読者には「のっぺらぼう」に見えて、少し世界から浮き上がってしまうかと。 (ここから少しのネタバレ)  直人が死鬼であった、とするのは予想をひっくり返され、またノーマークであったので面白いと思いました。ぶつかった男を被害者とするのも伏線という事で、よくできていると思います。 けれど、影仁が直人が犯人だと確信するところに少し無理やりの合点の仕方だと感じました。影仁がすごい人だからという事としても、少し要素が足りないような気がします。 若輩者が指摘を大変失礼致しました。 少し気になる点はありましたが、とても面白く読ませていただきました。 これからの展開が楽しみです。 応援しておりますので、どうぞ頑張ってくださいね! 追伸】トピックの方に私のお読みいただきたいものを失礼致しました。どうぞよろしくお願い致します。
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おそらく誤字】 p9 どの店を→どの店も p58 頰けて→惚けて(呆けて)
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この度は長い物語にも関わらず、読んでいただきありがとうございました! 楽しんでいただけたようで幸いです。 情景描写は、お恥ずかしながら苦手とするところでして……ほったらかしにしていたのを反省しています(*_*; また、掘り下げに濃淡があるのも、その場の勢いで書いて後から見直すことを怠っているためです…… もうじき一段落つくので視点の入れ代わりの分かりづらさ含め、しっかりとした骨太の物語にしていこうと思います! 今回は素敵な感想をありがとうございましたm(__)m 陽原木綿季様の物語も拝読しに参りますので、暫しお待ち下さい。
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