二瀬幸三郎

歴史に語られる事なき[女の戦](ちょっとネタバレ)
二瀬幸三郎です。 拝読いたしました。 強大な軍勢に対し、部族を守る為に大帝国を統べる王に嫁ぐことを決意する族長の姫こと忽蘭と、後に大帝国を築き上げ、覇の道を突き進む男、鉄木真…… 望まぬ婚姻に望ながらも、己の意思、気高さ、信念を曲げる事なき忽蘭に対し、寛大さと残虐性の両面を持つ、後のチンギスハーンにあるまじき[女を巡る小さき器量]…… それでいて、後半は無理矢理に従わせることをせずに心を開くのを待つ鉄木真の打って変わった寛大さと、やがてそんな男に惹かれて独占欲と残虐性を併せ持った情愛を見せる忽蘭…… 短編故に一見急展開にも見えますが、テンポ良く展開されることで、両者のリアリティのある人間性が表現されているように思えます。 果たして、二人が今後、どのような関係を築くのか…… 他の[妃]との確執は……!? 書き方次第では、大河ストーリーとして描かれても不思議のない物語です。 確かに、その後の続きが気になる作品と云えるでしょう♪
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二瀬さん、こんばんは!!! 読んで下さってありがとうございます!! しかもレビューまで。感謝の極みです(´;ω;`) 実は私、井上靖の蒼き狼が大好きでして。 好き過ぎて、ついうっかりこのお話を書いてしまいました。 続きが気になって下さって嬉しいです。 また機会があればチャレンジしたいと思います。 そんなこんなです。 ありがとうございました!!!
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