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千代に八千代に寄り添いて 春は桜を冬は瑞華を
書き出しレビュー(エブリスタ編集部)
2019/7/26 16:29
2人の身を案じながら、先を知りたくなる良い書き出しです。
無垢で無邪気な樹貴。守りたい、一緒にいたいと思うのが当然に感じる少年に描けています。冒頭で神業を見せて得意になるカミサマもキュートです。出雲の集まりに出席するよりも「樹貴と今日の絵馬を読み上げる方が俺には重大任務だ」という言葉は胸に沁みます。しかし、楽しい時間は長く続きません。2人にはそれぞれ抱えている闇があると示唆されます。2人の身を案じながら、先を知りたくなる良い書き出しです。
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