先を追いかけたくなる序章です。
茨城出身の男女が、仕事と故郷に向き合う。ドラマにもできそうなストーリーでした。訛りに関しては、文字だけでそのニュアンスを出すのが難しいのに、しっかりと伝わってきます。必要以上に自分で気にして、自分を追い込んでしまう。一度悩み始めたら、底なし沼にハマるような感覚は読者の共感を呼ぶでしょう。大学では人気者だった理沙もまた苦しんでいる。2人が自分の悩みにどう取り組んでいくのか。先を追いかけたくなる序章です。
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