掴みとしては満点の導入部でした。
飲み屋で会った男から13億円の金の洗浄を頼まれる宮崎。軽い気持ちで手を出し、儲け始めるが、やがてトラブルに巻き込まれ……。利一に2万円借りる時点で、もはや行き詰まってる状況が伝わります。とはいえ、利一自身も裕福ではなく、どちらかというと底辺であがいている立場。ここから、彼が詐欺師として、どう成り上がっていくのか。人間を丁寧に描けていて、掴みとしては満点の導入部でした。
1件

この投稿に対するコメントはありません