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泥に浮かぶ
書き出しレビュー(エブリスタ編集部)
2019/7/31 17:25
宗次郎との出会いが少しずつ希望の光を見せていく、素敵な幕開けでした。
島原の置屋から逃げる少女。ならず者から助けようとする男。彼がやられたように見えた時、悪態をつく彼女がリアルに感じます。男社会で傷つけられた心は簡単には癒えない。すべての男がまず敵に見えるのは仕方がありません。しかし、宗次郎との出会いが少しずつ、希望の光を見せていく。素敵な幕開けでした。幕末の新選組、勤皇の志士らが今後どう登場するのか楽しみな作品です。
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