ストーリーを追いかけたくなる書き出しでした
バーテンダーの有希と、雅樹の会話。お互いのやわらかい部分に土足で踏み込まない、心地よいやりとり。有希の「ありがとうございました。会えて嬉しかったよ」という見送りの言葉にその真髄がある気がしました。まずお礼は敬語、そして気安い言葉で自分の感情を伝える。内省的でありながら、バー巡りをする雅樹も然り。さらに進んでいくストーリーを追いかけたくなる書き出しでした。

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