芥川バンビ

幸せのカタチ
注意・ネタバレ含みます。  最初は異世界を舞台にした神話的なファンタジーかと思っていたら、いきなり現代の日本へと繋がっていく。明らかに西洋の神々なので強引なのだが、そこにムリヤリ感は感じなかった。むしろ意表を突かれてより面白く思いました。どんな病でも治す治癒力を持つ主人公。しかも転生を繰り返す不死身っぷり。さぞかし壮大な物語になるのだろうと思いきや、愛する人とともに家庭を築くという「個人の幸福」に着地する。正直、男性には思い浮かばない発想である。作者さんの「幸福」に対する価値観がはっきりと表れていて、ラストの結末には呆然とした後「なるほど」となった。一つの幸せのカタチが描かれている物語だと思いました。
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貴重なレビューありがとうございます。 廻りの螺旋は、初めて書かせていただいた長編ファンタジーで、四苦八苦しながら完結に向かいました^^; 自覚はなかったのですが、確かにそうかもしれないと思いました。幸せへの価値観… 出てますね(*´艸`*) 書き慣れていない時のまさに手探りの作品でした。あたたかな目で読んでくださり感謝致します。ありがとうございました
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