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愛を唄え♪銀座いなりの恋占おかし噺 第一幕 吾輩はヒロインである。婚約者はまだない
織田崇滉
2019/8/29 7:45
情緒あふれる大正の都会には、あやかし神様の恋占いがよく似合う
親の決めた許嫁とトラブルになり、家出同然に銀座へ飛び出した若き才女が、カフェーで住み込み勤務することになるお話。 理想のお婿さんを探すために、神社の神様から助力を得たのは良いものの……!? という大正浪漫ドタバタコメディ。 時代背景がまず素晴らしいのです。みんな大好き大正浪漫。しかも当時の街並みや風習をすさまじく取材なされており、ディテールの細かさに舌を巻きます。やはり小説は下調べが命! 和風喫茶が舞台であることも今の流行に合致しています。おのずと当時のグルメ話もちらりと出てきたりして、非常に興味深い! さらには神様。あやかし物・神様といえば今や鉄板中の鉄板で、単なる創作ではなく神様の由来にもきちんと触れている点もさすが。 ポンコツ神様の力を借りて(?)見事に婚活成功する日は来るのか? 早く先が読みたい作品です。
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青星明良
2019/8/29 17:34
ありがとうございます!! 実は、この作品、執筆よりも下調べの時間のほうが圧倒的に長かったりします(^_^;) わざわざ当時の銀座の地図とか作ったし……。 ネタはまだまだあるので、何とか連作ものとして復活させたいですね。 今作の神様のポンコツぶりはまだまだ序の口なので、続編ではポンコツすぎて死亡する話(神話が元ネタ)とかもやってみたいです。
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