絵本を見ているような美しい物語でした
裕福でない状況ではビニール傘一本だって大事。読者の共感を呼ぶ出だしです。「かさこさん」と名付けた傘とコミュニケーションができるようになります。愛着が湧いていたのに、電車に置き忘れてしまうのは悲しい。ところが、かさこさんは、その後、人から人、あるいは海外にまで渡り歩きます。絵本を見ているような美しい物語でした。

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