演出の緩急が見事です。
あおいがアンティーク店で小箱を買うまでを丁寧に描写しているため、アベルとの対面で非日常感が際立ちます。演出の緩急が見事です。剣士である彼と、あおいとのカルチャーギャップもコミカルで楽しい。けれど明日をも知れぬ乱世を生きるアベルのつらい境遇に、あおいと読者の心情が重なります。そんなあおいに笑いかけるアベルの優しさには、温かい気持ちになりました。これから2人がどんな物語を紡いでくれるのか、楽しみです。
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